理事紹介:東村英昭理事(SWS Australia Pty Ltd)

理事紹介:東村英昭理事(SWS Australia Pty Ltd)

7月の年次総会にて理事を拝命致しましたSEWS-Australia/SWS-Australia(住友電工グループ)の東村でございます。弊社では、トヨタ自動車オーストラリア様、フォードモーターオーストラリア様はじめそれぞれサプライヤー様向けにハーネス/電子モジュールを納入させて頂いております。

私個人は、入社以来製品は異なりますが自動車部品の開発関係一筋で、日本国内のほとんどの自動車メーカー様やアメリカの自動車メーカー様と一緒に仕事をさせていただきました。

2013年4月に当地に赴任し、約1年8ヶ月が経ち、メルボルンでの季節も2回目迎えて各種イベントも余裕を持って楽しんでいるところでございます。お並びの理事の方に比べ海外経験は少なく今回が2回目の海外赴任で、しかも前回の帰任から13年弱経ってからの突然の赴任でした。前回は、アメリカ デトロイト(の郊外)赴任で、プライベート・出張で一度もアメリカへ行ったことが無く、いきなり赴任となりましたが、巡りあわせか、今回も一度もオーストラリアへ行ったことが無く、辞令の内示時点でメルボルンが何処にあるのかも知らない状態でした。ただ社内的には海外駐在の人気の3拠点の一つと教えられており(他は確かアメリカ西海岸の2拠点だったと記憶しています。)生活には不便がないと伺っておりましたが、実際に生活すると実感できました。

赴任後は、仕事上では当地の自動車メーカー様各社の生産撤退と言った衝撃はありましたが、生活面では、メルボルンと言うこともあり治安面での緊張感も無く、休日のゴルフ疲れを週初めに感じる以外は、体調も良く健康的な生活を送っております。又、前回赴任では、現在のようにインターネットは普及しておらず、日本の情報は、衛星版の日本の新聞が唯一(デトロイトでも一部地域は、NHKの衛星放送のサービスがありましたが私の地域はそのサービスもありませんでした。)でしたが、当地では家に帰れば私の出身の関西版TV番組がそのまま視聴出来、休日は家族と“Skype”で、ある意味海外での生活実感が非常に薄くなることもあります。

当地の印象は、良くアメリカが人種の坩堝と言われますが、当地ではそれ以上に進んでいることに正直驚きました。当社は、小さな所帯の会社ですが、それでも当人やご両親の出身国だけで20か国は下らないと思います。又、良いか悪いかは別にしてアメリカで仕事をした人達に見かける上昇志向の強そうなスタッフも見かけず、この国のおおらかさを反映してそのようないろいろなバックグラウンドの人達が仲良く仕事をしている状況は、羨ましくもあり、このような経験をできることに感謝しています。

最後に、商工会議所・日本人会の更なる発展のために、微力ながら貢献できればと考えておりますので、ご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。又、皆様方のますますのご発展とご健康を祈念致しましてご挨拶とさせていただきます。

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