Big Bento Lunchのご報告

メルボルン日本人会は去る4月12日(火)に、Heirloom にてBig Bento Lunchを開催いたしました。当日は羽田総領事ほか趣旨に賛同する27名の方に参加いただき、天麩羅, 豚の角煮, 和牛ステーキ, 刺身などの豪華なHeirloom特製弁当を楽しみました。Asahi Holdings社からはアサヒビール、ソフトドリンク3種のお飲み物を寄贈いただきました。当日の収益金は全額JETAAを通しTaylor Anderson基金に寄付致します。ご参加いただいた皆様、ご後援いただきましたAsahi Holdings社には心より御礼申し上げます。

参考情報

About Big Bento Lunch

これまで多くのオーストラリア人、ニュージーランド人 JET 青年たちが福島県内や宮城県内等に配属されてきました。そんな中 2011 年3月 11 日、東日本大震災が発生しました。

オーストラリアのビクトリア/タスマニア/南オ―ストラリア支部では、被災された方々を支援するため、地震発生後1カ月しない間に Anime in the Avro という募金イベントを企画し、U$5,000(約 50 万円)を超える寄付を集めました。

このイベント終了後も各地で開かれる Japan Festival 等のイベントに参加し寄付活動を行ってきた彼等でしたが、より支援が広がるようにと Big Bento Lunch というイベントを企画します。これは簡単に言えば、東日本大震災のことを知ってもらうため、日本風の弁当等を友達や職場の仲間等と一緒に食べ、被災者支援のため寄付を集めるというものです。2012 年 3 月に初めて開催した際は、AU$15,000(約 150 万円)もの寄付を集めました。

彼等は、ホームページ上でも Big Bento Lunchの開き方を紹介し、Big Bento Lunch および寄付活動への協力を呼びかけるなど、現在も被災者への支援を続けています。(CLAIR メールマガジン 2015 年4月配信分より引用)

 

About JETAA

JETプログラム同窓会JETAA (JET Alumni Association) はJETプログラムを終了した卒業生有志を中心に平成元年に構成された親睦団体です。JETAAは日本とJETプログラムに参加している諸国との相互理解を深めることを目的として活躍をしています。現在JETAAの活動は15の国と地域にわたり、支部数は52支部、会員数は26,000名以上となっています。Vic/Tas/SA 支部は1992年に少人数で結成されました。現在は3州で計300名を超える会員組織に成長し、活発に活動しています。

 

About Taylor Anderson Memorial Foundation

テイラー・アンダーソンさんは2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波で報告された最初の米国人犠牲者でした。テイラーさんはJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で来日し、宮城県石巻市の幼稚園、小学校、中学校の生徒たちに英語を二年半に渡って教えていました。震災直後、子供たちの無事を見届けているのがテイラーさんの最期の姿となりました。

テイラーさんの母校であるセント・キャサリン高等学校に法律に関することや必要な管理体制が備わっていたことにより、アンダーソンさん一家は学校側の協力を得て、2011年3月21日の週には「テイラー・アンダーソン ’04 記念基金」が設立されました。

ご遺族がテイラーさんの夢であったアメリカと日本の架け橋になるという遺志を引き継ぎ、石巻と東北地方の学生、学校、家族の皆さんの復興援助・支援することがテイラー・アンダーソン記念基金の主な目的です。

そして2014年7月に、現在の日本法人NPO「テイラー・アンダーソン記念基金」が誕生いたしました。東日本大震災の被災地の皆様と長く寄り添いたいというアンダーソンご一家の強いご希望です。

支援協力している非営利団体はテイラー基金から受けた資金の100%を特定の事業にあてることになっています。

今年のJETAA会長は元ALTのアンダーソンさんを記念して設立された本基金が寄付先として一番ふさわしいと判断し、収益金を全額寄付することと決定いたしました。

 

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