羽田名誉会長ご挨拶全文 於:2015-16年度JSM年次総会

先日開催しましたメルボルン日本人会年次総会におきまして、名誉会長でいらっしゃる羽田恵子在メルボルン日本国総領事に閉会の挨拶を頂戴いたしました。総領事館のご協力により、以下に挨拶文全文を掲載させていただきます。

早朝から会員の皆様にお集まり頂き、メルボルン日本人会総会が無事終了いたしましたことにお喜び申し上げます。
あらためて嵯峨前会長およびこれまでの役員の皆様のリーダーシップによる過去1年間の積極的な活動に感謝いたします。勝木会長をはじめとする新役員の皆様におかれましても、引き続きよろしくお願いいたします。また、この総会への日本人学校のご協力にも感謝します。
昨年設立50周年を迎えたメルボルン日本人会が、在留邦人の親睦と日豪親善・交流の活動への長年の功績により、岸田外務大臣より表彰されることが決まりました。あらためて会員の皆様、歴代の役員、事務局の皆様のご尽力に敬意を表します。
この1年間の多くの活動について先ほどご報告がありました。2月に行われたメルボルン夏祭りは新しい取り組みもあり多くの来場者を得て大成功でした。3月には、嵯峨会長の働きかけもあり、メルボルン市が日本人会設立50周年を記念する桜の植樹を行い、ドイル市長、ライリー副市長、その他の市議会議員が参加され、メルボルン日本人会とメルボルン市のきずなの強さを実感致しました。
日豪の交流は順調に進んでおり、特に豪州から日本への旅行者が引き続き増加しています。今後、10月には日豪経済合同委員会会議とサッカー・ワールドカップ・アジア最終予選の日豪戦が、いずれもメルボルンで行われ、日本から多くの来訪者が見込まれます。これからも日豪関係は一層幅広く深まることと思います。
先日の参議院選挙における在外投票では、うれしいことに当館における投票者数は暫定の数字ですが379名となり、シドニー総領事館の330名を大きく上回りました。日本人会会員の皆様をはじめとするメルボルン日本人社会の皆様、これからも在外選挙の際には是非投票に来て頂きますようお願い申し上げます。
世界でテロや事件が起こる中、在留邦人の皆様の安全な暮らしは最も大切です。外務省や当館のホームページの安全情報にも留意して頂ければ幸いです。今後も在留邦人の皆様のために取り組んで参りますとともに、皆様とともに協力して前進して参りたいと思います。
日本人会のさらなるご発展と会員の皆様のますますのご健勝を心から祈念いたしまして、ご挨拶とさせて頂きます。