【4月1日】 KPMG連邦予算案セミナーのご報告

【4月1日】 KPMG連邦予算案セミナーのご報告

4月1日(火)、メルボルン日本商工会議所は、KPMGとの共催で連邦予算案セミナーを開催いたしました。

5月の選挙を見据え例年より早い発表となりましたが、セミナーではまず、日系企業担当ナショナルリーダー黒葛原氏よりオーストラリア連邦選挙の動向についてお話しいただきました。その後、オーストラリア経済の現状と展望及び財政収支、また発表された主な政策として、生活費支援施策、技能&労働力、防衛・国防費、住宅・不動産、気候変動・エネルギー、インフラ・交通など多岐にわたってご説明いただきました。

次に、日系企業担当チェアマン オピー氏より外国居住者のキャピタルゲイン税(CGT)の免除延期、個人所得税の変更、法人税の見直し、野党の予算案に対する反応などについて解説いただきました。また、本年度の税務上の注意点や日系企業への影響についてもご説明いただきました。

最後に、移転価格税制パートナー楊氏より一般租税回避タスクフォース及び予算に含まれていない従前に発表された他の施策などについてお話しいただきました。企業が対処すべき点、留意すべき点を分かりやすくまとめていただきました。

その後の懇親会では、軽食・お飲み物がふるまわれ、参加者の皆様は引き続き質疑応答や歓談を楽しまれました。

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