【4月16日】ビジネスビザに関する移民法セミナーのご報告

【4月16日】ビジネスビザに関する移民法セミナーのご報告

メルボルン日本商工会議所は、吉越移民法法律事務所と共催で「ビジネスビザに関する移民法セミナー:Skills in Demandビザ導入後の最新情報、課題と対策について」を開催いたしました。

本セミナーでは、まずオーストラリア移民法改正の経緯から、TSSビザ(2024年12月廃止)と新たに導入されたSkills in Demand(SID)ビザの違い、ならびにSIDビザの概要および最新情報についてご説明いただきました。また、ビザ申請時に最も多い質問である「ビザ取得に要する期間」や「プライオリティの順序」についても情報を共有いただきました。

続いて、SIDビザプログラムの概要およびノミネーション申請に関し、日系企業に特に関連の深いCore Skills StreamとSpecialist Skills Streamに焦点を当て、それぞれの違いや、Core Skills StreamにおけるCSOL(Core Skills Occupation List)の重要性について解説がありました。CSOLは継続的に改訂されるため、ビザ更新時には最新のリストを使用する必要がある点についても注意喚起がありました。

また、Specialist Skills Streamでは、Specialist Skills Income Threshold(SSIT)について具体例を交えながら説明があり、マーケットレートや金銭報酬についても言及されました。

さらに、移民法コンプライアンスの観点から、スポンサーの義務の一つである移民局への通知義務について説明があり、特に通知漏れが多い事例(482ビザ保持者のポジションの変更やスポンサー企業のASICの登録上の新ディレクター就任等)に加え、スタッフとの社内コミュニケーションの重要性についても言及がありました。罰則はスポンサー企業にとどまらず、DirectorやExecutive Officerにも及ぶ可能性があるため、リスク管理および自己防衛の重要性についても詳しく解説がありました。また、日本国籍者に限らず、他国籍スタッフのビザ確認方法や注意点についても説明がありました。

Q&Aセッションでは、認定スポンサー制度、移民局ウェブサイトに掲載されている審査期間に関する留意点についても取り上げられました。

その後の懇親会では、参加者の皆様は引き続き吉越先生との質疑応答や歓談を楽しまれました。

 

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