堀江 崇之 2026-27年度会頭就任挨拶: メルボルン日本商工会議所年次総会

堀江 崇之 2026-27年度会頭就任挨拶: メルボルン日本商工会議所年次総会

この度、山村前会頭の後任として、メルボルン日本商工会議所2026-27年度会頭を拝命致しました堀江でございます。正直に申し上げれば、4年前に初めて会頭を拝命した際には、まさか二度目の機会を頂くことになろうとは思いも寄りませんでした。このような光栄な機会を再び頂けたことに、心より感謝申し上げます。同時に、その重責に改めて身の引き締まる思いであり、微力乍ら全力を尽くして参る所存です。

4年前の挨拶では、安倍晋三元首相の訃報に触れ、その遺された大きな足跡と日豪関係への貢献に深い敬意を表しました。あれから早くも4年が経過しました。この間、国際情勢は大きく変化しましたが、日豪両国の信頼関係はむしろ一層強固なものとなり、政治、安全保障、経済、エネルギー、人的交流のあらゆる分野で、嘗てないほど緊密な関係が築かれています。まさに両国は価値観を共有する戦略的パートナーとして、新たな時代を共に切り開いています。そして本年は、1976年に締結された日豪友好協力基本条約(奈良条約)の締結から50周年という記念すべき節目の年です。先人たちが築き上げた強固な信頼の礎の上に立ち、次の50年に向けた新たな価値を創造していきたいとの思いを強くしております。

引き続き国内各地の日本商工会議所と連携し、当地における日本企業の発展と日豪経済関係の更なる強化に取り組んで参ります。そして、会員企業の皆さまが互いに学び、支え合い、新たなビジネス機会を創出するためのプラットフォームとしての商工会議所の機能を更に高めていきたいと考えております。

前回の挨拶では、私が青春時代を過ごしたウルグアイについて触れ、「どこかウルグアイに似たメルボルンに強い親近感を覚える」と申し上げました。欧州の香り漂う街並み、豊かな食文化、コーヒーとワイン文化が根付いた暮らし、そして何より温かく人懐っこい人々。その後4年間を当地で過ごした今、私のメルボルンへの思いはもはや親近感ではなく、「強い愛情」となりました。日々、人と街に魅了され続けております。

この4年間、私は本当に多くのメルボルン、そしてオーストラリアの仲間たちに支えられ、助けられながら歩んで参りました。仕事においても、商工会活動においても、そして一人の人間としても、多くの学びと友情を与えて頂きました。この一年は、その感謝の気持ちを少しでも形に出来る一年にしたいと考えております。日豪関係の発展、日本企業の繁栄、そして地域社会への貢献を通じて、この大好きなメルボルンとオーストラリアへ全力で恩返しして参る所存です。

皆さまと力を合わせ、楽しく、力強く、そして未来志向で商工会活動を進めて参ります。引き続きご支援、ご指導、ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

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