理事紹介:松永一義新名誉理事 (在メルボルン日本国総領事) 

初めてのオーストラリア勤務

5月にメルボルン総領事として着任しました松永一義です。これまで米国、タイ、タンザニアでの勤務経験がありますが、オーストラリアは出張も含めて今回が初めての勤務となります。

 

ビジネスチャンスの可能性

人口減少が進む日本に対して、毎週1,900名という豪州で最も早いペースで人口増加を続け、またアジア系移民が欧州からの移民を上回り人種の更なる多様化も進むメルボルンに勢いを感じます。一方で着任後の一か月中に2回の停電を経験。また交通渋滞も深刻でインターネットも遅く、人口の急増に対して、インフラが追いついていない状況も実感。ここに更なるビジネスチャンスの可能性を感じます。
メルボルン日本商工会議所の会員数は増加傾向にあり、業種の幅も広がっていると伺っています。ビクトリア州の在留邦人数は19,450名で、9月にはメルボルン・東京間の直行便も増え、更なる邦人数の増加が見込まれます。

 

安心して企業活動できる支援

着任早々の課題は企業関係者の入国に係わる457ビザ制度の問題です。ビザ制度は連邦政府の所掌ですが、総領事館としても首都にある大使館と緊密に連携をとりながら、様々な機会を通じて州政府や関係機関に対して問題提起をし、企業活動に支障が出ないよう制度改善に向けた働きかけを行っています。

 

安全に生活できる支援

世界的にテロの危険性が高まる中、メルボルンは比較的安全とされています。しかし、ローンウルフ型のテロの防止は難しく、また一般的な治安状況に関しても銃犯罪が増加し、これまで安全と考えられていた住宅街においても銃撃事件が発生しており注意が必要です。
従来のメールによる情報提供に加え、迅速にまた幅広く情報が伝達できるようTwitterhttps://twitter.com/japan_in_mel)による情報提供も開始しました。
Twitter開始にはもう一つ理由があります。着任後、様々な方とお会いする中で「総領事は一体何をされているのですか」と素朴な質問を受けたからでした(笑)。

 

更なる日豪関係の強化に向けて

デソウ・ビクトリア州総督を表敬訪問した際に(https://goo.gl/YdXNwX)、総督は日本企業の責任感ある真摯な姿勢を高く評価し、日本は企業も含めオーストラリアにとって信頼出来る掛け替えのないパートナーであると発言されました。
現在の日豪関係は貿易、経済のみならず文化、安全保障と多岐にわたっています。良好な日豪関係は企業活動や人的交流の日々の積み重ねにより強化されています。皆様が安全に安心して活動できるよう総領事館一丸となって取り組んでいく所存です。どうぞ宜しくお願い致します。

在メルボルン日本国総領事
松永一義