日本語バイリンガル警察官のご紹介

オコーナーダニエル正太さん(24)は、日本語バイリンガル警察官として2017年よりビクトリア州鉄道警察隊に勤務、日本語でのサポートを行っておられます。

プロフィール
オコーナーダニエル正太 – モルバーン警察署鉄道警察隊

オーストラリア人の父と日本人の母の間に生まれ、中高と日本で過ごす。東京の青山大学に入学後、本格的に犯罪学を学ぶべくゴールドコーストにあるボンド大学に進学。
2017年にビクトリア警察に採用され、翌年二月に同州初となる日本人鉄道警察官として拝命を受ける。以後、セイントキルダ地区に配属をされ、警察活動に従事する傍ら、バイリンガルの職員として来訪邦人のみならず、現地日本人コミュニティと積極的に交流を行い、架け橋的な役割を担っている。

鉄道警察官は2012年より始まったビクトリア州独自の取り組みで、市民の安全を守るため毎日18時以降にメルボルン市内・近郊の220駅を中心に犯罪取り締まり・パトロールを行います。オコーナーさんはセントキルダ地区ご担当と言うことですので、近辺の駅でお会いすることなどあれば、日本語でお声かけされてみてはいかがでしょうか。

プレスリリース(PDF)

オコーナーさんはまた、去る8月13日、群馬県高崎警察署において、国際理解と国際化推進を図るため、1日警察署⻑に就任されました。

当日は市内の交番の視察やビクトリア警察と鉄道警察隊に関する講演、座談会を通じての国際交流を行われました。この功績により高崎警察署⻑から表彰されましたが、これは豪現職警官として初めてのことだそうです。

以下よりテレビ取材の内容がご覧いただけます。