埼玉西武ライオンズ選手インタビュー

オーストラリアベースボールリーグ(ABL)の地元チーム・エイセスに所属しサマーシーズンに臨んでいる埼玉西武ライオンズの岩尾投手、田中投手、藤澤捕手の3名が現在メルボルンに滞在しています。11月18日に、メルボルンでの生活やオーストラリア-日本の野球の違い等についてインタビューしました。日本人の声援はとても心強く、今月29日(金)から3日間メルボルンで試合があるので、ぜひスタジアムに足を運んでほしいとコメントもいただきました。

 

Q. 今シーズンのチームの状況はどうでしょうか?

A. シーズンが開幕して現在2勝5敗と苦戦していますが、チーム全体は和やかな雰囲気であり、楽しみながら野球が出来ています。

Q. オーストラリアと日本の野球の違いはどういったところにありますか?

A. バッターは初球からヒットを狙ってくる点が大きく違い、日本のようにちょこっと当てて塁に出るようなケースは稀です。ピッチャーは直球が速く、ボールをどう動かすかを考えて投球しており、その日の調子が悪くても得意球で攻めてくる印象です。また、練習は全体的に大きな制約はなく、指導は日本の方が行き届いているように感じます。

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(写真上:岩尾投手)

Q. 食生活で日本との違いはありますか?

A. 現在自炊をしており、日本からいくつか調味料を持参しているので特に困ったことはありません。最近は色々な料理にチャレンジしており、先日はラム肉を買ってきて食べました。味の付いたチキンやステーキも好んで食べています。藤澤選手はキャッチャーということもあり、とにかく食べますね。それでも夕食を終え就寝時にはお腹を鳴らして寝ています(笑)

Q. 今回の機会をどのように捉えていますか?

A. 通常シーズンオフから年が明け、自主練習が始まり、シーズン開始まで実戦もなくなるので、この時期に試合経験を積みながら、色々試しつつ課題を修正できるいい機会と考えています。特にピッチャーは肩を休めると調子を戻すのに時間がかかるので、試合で登板することはとてもいい機会です。

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(写真上:田中投手)

Q. メルボルンで楽しかったことはどんなことですか?

A. 英語が少しずつわかるようになってきて、自分でコミュニケーションがとれる楽しさを感じています。また、メルボルン市内を散策し、デパートで買い物するのも楽しいです。

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(写真上:藤澤捕手)

Q. 逆につらかったことはなんですか?

A. 自炊をしているのでナイター後の食事はつらいですね。またメルボルンは気候の変動が激しいので、慣れるのに時間がかかります。。

Q. 最後にメルボルンに住む日本人の方へメッセージをお願いします。

A. 先日試合に日本人の方が見に来て下さり、日本語で声をかけてもらい本当に心強かったです。町中で日本語を聞くのも少しホッとします。ですので、町で僕たちを見かけたら声をかけてほしいですし、スタジアムにも是非足を運んでもらえれば嬉しいです。また、メルボルンには語学の勉強などを通じて色々夢を持ってこられている方も多いと思うので、一緒に夢を持って頑張っていければと思います。

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(写真上:3選手とインタビューアーの運動部役員 若林さん、中田さん)

今後のスケジュールは今週末がパースでの試合、11月29日(金)7:35pm~、30日(土)2.05pm~、12日1日(日)5:05pm~がメルボルンでのホームゲームになります。

会場はメルボルン・ボールパークです。会場への行き方など詳しい情報はメルボルン・エイセスのウェブサイトをご参照ください

http://web.theabl.com.au/content/page.jsp?ymd=20130628&content_id=52019170&sid=t4067&vkey=team4

岩尾投手は次回のホームゲーム終了後に帰国される予定です。キレのあるフォークボールを生で見れるこのチャンスをお見逃しなく!

(日本人会運動部)