メルボルン日本商工会議所は5月16日（木）、会員の皆様を対象に、オーストラリア３大政党（労働党Labor、国民党Nationals、自由党 Liberal）の大臣経験者３人を講師に迎え、オーストラリアの政治について学ぶワークショップを開催いたしました。
ワークショップではまず、豪州政界の構造を簡単に説明の後、主要政党および労働組合の構成、特徴、傾向などをお話いただきました。
９月１４日の連邦総選挙後にほぼ起こると言われている政権交代、その場合の政策転換の予想、留意点など過去の経緯も交え細かな解説がありましたので、来豪まもない方々にも当地の政治構造の概要が効率よく理解いただけたものと思います。
最後はオーストラリアの各メディアの特徴と傾向など、根回しに必要な知識も伝授いただき、非常に有益なセッションとなりました。
自由党豪連邦の衆議院委員、シドニーオリンピック担当大臣などを務め今は日本で国際弁護士として活躍中のアンドリュー・トムソン氏の日本語の解説を軸として、労働組合関係のエキスパート、労働党のコン・シャッカ氏、政界・経済界に広い人脈を持つ国民党のラリー・アンソニー氏などの大臣経験者にパネラーとしてご参加いただき、経験に基づいた経営戦略のヒントなど大変興味深いお話を伺うことができました。
ワークショップ終了後は会場を提供いただいたＤＬＡパイパーのご厚意で軽食が用意され、参加者と講師陣が談笑を楽しみました。
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