理事紹介:土佐 和志 理事(アサヒホールディングス オーストラリア)

理事紹介:土佐 和志 理事(アサヒホールディングス オーストラリア)

メルボルン日本商工会議所の皆様

Asahi Holdings (Australia) Pty Ltdの土佐和志(とさかずし)と申します。昨年の9月末、前任の堀米が日本に異動したことに伴い、メルボルン日本商工会議所の理事職を引き継ぎました。どうぞよろしくお願いいたします。

先日、日本でも入国時の新型コロナワクチン接種証明等が不要となり、海外との往来が益々回復していくことが予想され嬉しく思っております。

一方、世界情勢は、コロナ禍からの脱却、及びニューノーマルな時代への変化といったポジティブな面もありつつ、ウクライナ問題のような地政学リスクの高まり、世界的な高インフレ、一部の金融部門での混乱などもあり、不安定な回復基調かと認識しております。VUCAな時代と言われ久しいですが、不安定で変化の激しいこの時代に、バランスを持ってスピーディーに対応していく必要性を強く感じています。

弊社は、2009年に飲料会社の“Schweppes Australia”を買収したことでオーストラリアに参入し、近いところでは2020年に”Carlton & United Breweries (CUB)“を買収し現在に至っております。親会社は、日本のアサヒグループホールディングス(株)であり、酒類・飲料・食品を扱う会社となります。

アサヒグループ及び弊社は、社会における使命・存在価値として『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』を我々のミッションと考え、『おいしさと楽しさで”変化するWell-being“にこたえ、持続可能な社会の実現に貢献する』を長期戦略のコンセプトに据えて取り組んでおります。皆様の生活に身近な酒類や飲料を通じて、これらを実現していきたいと考えております。

私自身は、アサヒグループに入社以来、日本国内のファイナンス部門で25年ほど経験を積み、今回のメルボルン赴任は、初めての海外赴任となります。日豪の文化、風土、考え方や取組み姿勢の違いなどあらゆる事が新しい経験であり、日々これらの経験を楽しみながらこの半年ほどを過ごしてきました。今後も、多くの事を積極的に経験していきたいと考えております。

また、本年はラグビーワールドカップが9・10月にフランスで開催されますが、手前味噌ながら、アサヒスーパードライはこの大会でオフィシャルビールとなっております。スーパードライを片手に、日本・オーストラリアを応援していきたいと、今から楽しみにしております。

今後、商工会議所や日本人会の活動を通じて、日豪の更なる友好関係の発展に貢献できるよう取り組んでいく所存でございますので、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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