メルボルン日本商工会議所は、去る2月27日(木)にアシャースト法律事務所と共催で、「Japan-Australia M&A – Year in Review 2013」と題したセミナーを開催いたしました。
セミナーは3部構成で行われ、まず最初に今年よりメルボルンに帰任された小川夏子弁護士より、「新政権でどう変わったか、日豪クロスボーダーM&A案件 その全体的な傾向」と題しお話いただきました。その中では昨年発足した新政権の打ち出す政策の概要、それによるビジネスへの影響などを軸に、今後の見通しなどのお話がありました。
第2部はライオネル・ミーハン弁護士による「構造改革によるビジネストレンド ~ 農業セクターにおけるケーススタディー」の講演で、同セクターにおける傾向、利点などが日本語で説明されました。
最後の部では「古いビジネスの終焉と新しいビジネスの始まり」と題し、リアム・ナンガーヴィス弁護士より知的財産権の問題、特にオーストラリア市場における参入・撤退・再編時の留意点を日本語で解説いただきました。
セミナー後は懇親会に移行し、出席者と講師陣で和やかな歓談が行われました。
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