【5月21日】 KPMG連邦予算案セミナーのご報告

【5月21日】 KPMG連邦予算案セミナーのご報告

5月21日(火)、メルボルン日本商工会議所は、KPMGとの共催で連邦予算案セミナーを開催いたしました。

セミナーではまず、日系企業担当ナショナルリーダー黒葛原氏より豪州経済及び財務状況、また、気候変動・エネルギー関係政策やインフラ・交通への政策等についてご説明いただきました。企業に関することだけでなく個人に関することも含め分かりやすくお話しいただきました。

次に、日系企業担当チェアマン オピー氏より非居住者向けキャピタルゲイン税制(CGT)の変更、重要鉱物および水素事業への新たなTAXインセンティブの導入、および個人所得税等について解説いただきました。本年度の税務上の注意点や日系企業への影響についてもご説明いただきました。

最後に、移転価格税制パートナー楊氏より一般租税回避防止規定の適用拡大の開始延期、無形資産租税回避策案の廃止、またロイヤリティの判定誤りおよび過小評価への罰則についてお話しいただきました。企業が対処すべき点、留意すべき点を分かりやすくまとめていただきました。

その後の懇親会では、軽食・お飲み物がふるまわれる中、日本酒テイスティングのイベントも行われ、参加者の皆様は引き続き質疑応答や歓談を楽しまれました。

今年度の連邦予算案セミナーは、数年ぶりの対面式となりたくさんの皆様にお越しいただきました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

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