去る4月30日、JCCIMはアレンズ法律事務所と共催で掲題のセミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、近年増加傾向のある差別・いじめ・ハラスメントなどに係わる訴訟とそれによってもたらされるネガティブ報道などのリスクを避けるために、管理職が知っておかなくてはならない情報をご説明いただきました。講師はアレンズ法律事務所パートナーのサイモン・デューベリー弁護士で、ブリーフィングの後、参加者は複数の小グループに分かれ4つのシナリオ題材に何が問題になりえるかの分析をし、意見を出し合いました。それぞれのシナリオは比較的判断がしやすい点とグレーゾーンが点在していたので、皆で頭を悩ませながら意見をまとめましたが、講師からのみの発信だけでなく、双方向のコミュニケーションが促進され、非常に興味深いセッションでした。
グループディスカッション後の懇親会でも、引き続き講師に分からない点を質問でき、リスク管理における実践的な知識を身につけることのできる、大変実りの多いセミナーとなりました。
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