さる6月11日(水)、KPMG社におきまして、5月13日に豪州連邦政府が発表した2014-15年度連邦予算案及び税制改正についてのセミナーを開催いたしました。
前半は大庭正之KPMGパートナーによる連邦予算案の特徴に関する説明がありました。連邦政府の大幅歳出削減の内容、インフラ投資の促進、炭素税・鉱物資源利用税の廃止、法人税率の引き下げ、高額所得者の個人所得税率の引き上げなどを経済予測、GDP成長率比較などを織り交ぜ詳しく解説いただきました。
後半は吉岡KPMGシニアマネージャーよりビジネス税制の改正を中心に、連邦予算案が日系企業に与える影響(個人関連税制、ビジネス税制、資源関係)および連邦予算外の税務論点(過小資本税制、移転価格、BEPS、包括的租税回避行為禁止規定、PAYG予定納税、大企業納税状況公表制度、ATO動向)に焦点を当て解説いただきました。
セミナー後は懇親会に移行し、参加者はおいしい料理を楽しみながら和やかに交流を進めました。本セミナーについてのご質問はKPMG社大庭氏(0392886566)または吉岡氏(03-92885697)までご連絡ください。
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