ビクトリア商工会議所ニュースレター;連邦予算発表について

 先ごろ連邦予算で15億ドルの黒字予測が発表された。しかし雇用の促進・経済が直面する構造的な課題・実質的ビジネス·コストの削減に取り組むためには、発表されている欠損金の繰り戻しスキーム、中小企業に向けた資産控除用の資金などから、更に一歩踏み込んだ策が必要なのではないだろうか。(VECCI Newsletterの抄訳)

法人税減税の方向転換やビクトリア州の産業に重要なインフラ整備(東西をつなぐ幹線道路、都市部鉄道整備、ヘイスティングス港拡張など)への予算が少ないことには失望の念を禁じ得ない。

予算は明らかに所帯や低所得者に視点を定めている。しかし同じように、経済の生産能力の成長と新たな民間投資と雇用創出を加速するような環境の開発にも目を向ける必要があったのではないだろうか。

中高年労働者や社会的弱者を対象とした技能取得への適度な投資や、数学や科学を中心とした教育面での資金援助増額については賛成だ。また、ファミリー向けの新たな支出案、低所得者の減税、障害者保険制度や高齢者と歯科治療のサポートのための資金も、予算のポジティブな一面であろう。

 しかし、企業にとってはどうだろう。この予算は、我々が現在直面する多くの課題、例えば迫り来る炭素税、年金負担の上昇、混沌とした世界経済と経済競争の継続的な影響などといったことに取り組むチャンスを高めるためのものではないと言えよう。

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