2015年4月、株式会社クラレはバイオマス由来のバリアフィルム事業におけるグローバルリーダーであるPlantic Technologies Limitedを100%出資し、グループ会社としました。
Plantic社は本社、主要工場、研究開発部門をビクトリア州アルトナにおく豪州企業で、主にバイオマス由来のバリア素材からなる包装材料をグローバル市場に提供しています。Plantic社がバリア包装材の分野で提供する幅広い製品は、豪州、北米、欧州の大手スーパーマーケットで牛肉、豚肉、ラム肉、子牛肉、燻製肉、加工畜肉、鶏肉、生パスタなどの生鮮食品の包装に採用されています。バリア包装を使うことにより食品の賞味期限を延長し食品の廃棄量を減らす、そのバリア包装にも環境にやさしいバイオマス素材PLANTIC TMを使うことにより、より環境への負荷を減らすことを目指しています。オーストラリアから海外への販売は、長年バリア素材〈エバール〉で培ったクラレの販売網を最大限に活用していきます。メルボルンの身近なスーパーマーケットで出会える環境対応バリア包装PLANTIC TMをよろしくお願いします。
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