メルボルン日本商工会議所は7月12日(火)、Lander & Rogersオフィス内会場にて、経験豊かな政治家の方々3名のパネリストを迎え、オーストラリアの政治について学ぶワークショップを開催いたしました。
前回開催と同様に、アンドリュー・トムソン弁護士による概説・進行で行われたワークショップではまず、2016年7月2日の豪州総選挙の結果について各パネリストの見方を聞きました。
ほぼ確定となった上下院別の政党別獲得議席数の配分についてスライドで示し、この結果をふまえ、総選挙のテーマである国内政策について、改革実現に向けて今後どのような動きが予想されるかについて説明がありました。
また、ここ最近、体制の変化が顕著な海外国(EU離脱する英国、次期大統領政権に移行する米国)や中国との対外関係における影響の有無についても、意見が述べられました。
パネリストの発言は英語でしたが、日本語でスライドが用意され、合間にトムソン弁護士による日本語での説明が入り、参加者一同熱心に耳を傾けていました。
ワークショップ終了後はネットワーキングの機会が設けられ、会場にて参加者と講師陣が談笑を楽しみました。
パネリスト:
アンドリュー・トムソン 外国法事務弁護士
Mr Geoff Walsh AO (元労働党全国書記長)
Dr Andrew Southcott (1996-2016連邦議会衆議院議員・自由党)
Hon. Michael Ronaldson (1990-2016連邦議会衆議院/上院議員・自由党)