理事紹介:若櫻徳男理事(トール ホールディングス)

理事紹介:若櫻徳男理事(トール ホールディングス)

皆さま、Toll Holdings Limitedの若櫻(わかさ)と申します。今年の4月前理事の諫山の帰任に伴い、商工会議所の理事に加えさせて頂いております。この場をお借りしまして、会員の皆さまにご挨拶申し上げます。

Toll Holdings Limitedは2015年5月に日本郵便の傘下に入り、同年10月に商工会議所に加入させて頂きました。日本郵便は従来から国際物流分野への進出に向けて様々な努力をして来ておりましたが、本格的な海外進出は今回が初めて。当初15名だった日本郵便からの出向職員も22名に増え、当地メルボルンでは11名が勤務中です。

Toll Holdings Limitedは過去100社以上の会社を買収して生じた課題を解決するために、目下大きな機構改革を進めています。50以上の国々で、1,200の事業所と40, 000人以上の従業員によりサービスを提供する物流企業でありますが、今後より多くの日系企業の皆さまのお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

個人的にはこれまで数ヶ所で海外勤務経験がありますが、メルボルンはその中でも最も安全で住みやすい街と考えます。また、一企業の派遣社員の数も多くなく、趣味でもスポーツでも、他の企業の皆さまと一緒に楽しめるのがメルボルンの特徴だと思います。
我々は海外でビジネスをしているのですから、日本企業、日本人だけで固まってはいけないと思う一方、日本に本社・本部を持つ企業として、ある程度共存していかなくてはならないのも事実です。豪州ビザ制度の変更については、大使館、領事館、商工会議所のメンバー企業の声が届いたと確信しています。

商工会議所としての存在意義はそこにあるのではないでしょうか。会員企業メンバーが当地の環境変化に対応して、共存共栄できるための存在として、商工会議所運営の一助になれればと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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