みなさんこんにちは、トヨタ自動車オーストラリアの安田でございます。
昨年7月の年次総会にて会頭職を拝命して以来、会員の皆様から頂戴しましたご指導・ご協力に対し、この場をお借りし改めて御礼申し上げます。
先ほど昨年度の活動の報告がございましたが、私のほうからも簡単に振り返ってみたいと思います。
活動報告にもありましたように、昨年度は、例年の行事に加え、10月には メルボルンで日豪経済委員会が開催され、日豪の経済交流がより促進されました。また、同じ時期に世界ITS会議が開催され、会議出席のため、各国から多くの方が来豪されました。
また、昨年の12月にカンタス航空のメルボルン成田直行便の就航に続き、本年9月に日本航空のメルボルン成田直行便が就航することが発表されました。これまで、メルボルン日本人社会の悲願であった、フルサービスエアラインが実現したことで、日豪間の人の行き来が更に活性化するものと思います。
3月には、メルボルン日本人会を日本商工会議所と統合を諮る臨時総会が開催され、日本人会を当会議所の傘下に置くことが決定されました。
さて、先週7月20日開催の理事会に於いて、2017-18年度役員選挙の結果及び定款に基き、新年度役員を選任させていただきました。その際に選任された理事の互選により、新年度の会頭会社として豪州三井物産社、そして副会頭会社としてオーストラリア三菱商事社が選任されましたこと、皆様に御報告申し上げます。
既にご存知のことと思いますが、豪州においてトヨタの製造事業が撤退する10月3日まで、残すところ、あと2ヶ月ほどとなりました。関係する サプライヤーさんの中にも撤退、事業規模が縮小する会社もあり、大変さびしいことではありますが、一方で、今期の理事の方々の顔ぶれを拝見しても、豪州のビジネス環境の変化、多様化の流れを強く感じており、今後も豪州経済の発展、日豪関係の強化を強く確信しております。
最後になりましたが、今後の日本商工会議所、会員各社の益々の発展を心からお祈り申し上げ、私の退任の挨拶とさせていただきます。本当に1年間有難うございました。