竹部 幸夫2017-18年度会頭就任挨拶:メルボルン日本商工会議所年次総会 

ただいま安田前会頭からご紹介を頂きました豪州三井物産の竹部です。
先日の理事会におきましてメルボルン日本商工会議所の新年度会頭を拝命致しました。名誉ある役割に身が引き締まる思いです。

今年は日豪通商協定60 周年という人間で言えば還暦を迎えました。両国の貿易関係の飛躍的発展を促す受け皿として長い間歴史的な役割を果たしてきた訳ですが、これほど長い間友好関係を発展し続けている相手というのはそうあるものではありません。その節目の年に豪州に駐在させて頂き、その場に立ち会える幸運を噛みしめつつ、これからの日豪関係の新たな価値とはどういうものかについて思いを馳せてみたいと思います。

昨年は幾つかの大きな出来事が世界を揺るがし、我々日本企業もその中でどう先を見通していくのか大いに考えさせられました。それからおよそ一年が経過した今、いまだ不透明感をぬぐい去れないものの、シナリオを絞り込み、一定の確度をもって先を見通せるようになってきたのではないかと思います。時代の波に揉まれながらも、共通の価値を追求する努力を世界はまだ失っていないことについて、個人的にはとても重要に感じています。

さて本年9月には日本航空様がメルボルン-成田線を開設されることになりました。この場におられる皆様はじめ、先人たちの多大なご努力によって、長年待ち続けたジャパンフラッグの直行便ができますことに改めて感謝の意を表したいと思います。これによって政治経済関係のみならず、文化・芸術・スポーツ・草の根活動など、さまざまな分野でのさらなる日豪交流と発展が実現されることを祈念しています。

最後になりますが、引き続き各国でテロが頻発しています。オーストラリアも例外ではありません。日頃から関連情報によく注意され、できるだけ慎重な行動を心掛けて頂ければと思います。

これから一年間メルボルン日系企業・在留邦人の活発な交流に微力ながら尽して参りたく、皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。