理事紹介:神埜 尚之 理事(トヨタ自動車オーストラリア)

理事紹介:神埜 尚之 理事(トヨタ自動車オーストラリア)

皆様、はじめまして

この1月より、Toyota Motor Corporation Australiaに赴任して参りました神埜です。前任の武藤の交代で当地に入り、メルボルン日本商工会議所、日本人会および日本人学校での理事職を引き継ぎました。どうぞ宜しくお願い致します。

まず、世界中で猛威をふるっておりますCOVID-19の感染拡大影響を受けられました方々に、心よりお見舞いを申し上げます。弊社は、個々の地域の皆様が一日も早く安全安心な生活を取り戻せるように、「もっといい車作り」による様々なモビリティの提供、各国の販売店様との協力によるコミュニティ支援「Best in Town活動」を展開し、今後も一層お役に立てるように改善を重ねて参ります。

トヨタ自動車とオーストラリアの歴史は、「日本に日本人の手で世界に通用する自動車産業を興したい」という先人たちの意志ある情熱と行動による挑戦の連続から始まりました。弊社の原点となるトヨタ自動車工業の設立から14年後の1951年にオーストラリア輸出を開始。アメリカ(1957年)やヨーロッパ(1962年)に先行し、欧米先進国で通用する自動車企業になるための第一歩でした。1957年には、世界最長かつ最も過酷な豪州モービルガス・ラリーに参戦(トヨペット クラウン デラックス)、半数近くがリタイヤする中で見事に完走し、今日の「品質のトヨタ」につながる実績を獲得。1963年には車両組み立て事業を開始し、弊社の核である「トヨタウエイ、トヨタ生産方式」の国際化に挑戦、その学びが、その後のアメリカ工場進出によるトヨタの本格的な国際展開の基盤となって参りました。これらの取り組みは、弊社だけで成し遂げられたものではなく、地域の皆様、日系企業各位、日豪両政府のご支援あってこそであると、深く心に受け止めております。この場をお借りしまして、皆様からの格段のご厚誼に、心より御礼を申し上げます。

弊社の取り組みは、ESGやSDGsといった社会的責任の履行度へのグローバルシフト、自動車産業界で巻き起こる電動化やコネクティッドといった大変革の波に直面し、今再び、思い切った挑戦が必要となる岐路にあります。ランドクルーザなどのロングセラーブランドをどのように未来にも愛されるモデルにしていくか、日豪戦略的パートナーシップの一角を担う水素バリューチェーンに対し、燃料電池車ミライの導入を皮切りにどんなお役に立てるか。マラソンで鍛えた足腰とアメリカで培った度胸をもとに、現地現物で聞く力を発揮しながら精進を重ねてまいりますので、小職、並びに弊社への変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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