堀江 崇之 2022-23年度会頭就任挨拶: メルボルン日本商工会議所年次総会

堀江 崇之 2022-23年度会頭就任挨拶: メルボルン日本商工会議所年次総会

本年4月1日にオーストラリア三菱商事に着任致しました堀江でございます。この度、菅原前会頭の後任として、メルボルン商工会議所2022-23年度会頭を拝命致しました。大変な重責に身が引き締まる思いです。

先日の安倍元首相訃報に際し、私は個人として大変なショックを受けました。同時に、オーストラリアの皆さまの優しさや大変温かい心遣いに直に触れる機会を得る事となり、オーストラリアは勿論の事、歴史的にも類稀な今日の日豪関係構築にご尽力された安倍元首相への感謝の念を新たにしております。僭越ではありますが、メルボルン商工会議所をベースに、安倍元首相を始めとする日本側先達の皆さま、そしてオーストラリアの皆さまへ最大限報いるべく、日豪関係強化への活動を積極的に推進して参りたいと考えております。

今年は、南オーストラリア州アデレードに日本商工会議所が新たに設立されました。ブリスベン、パース、シドニーにアデレードを加えた4都市の商工会議所と密に連携しつつ、全豪日本商工会議所連合会の一員として政策提言機能の強化に努める事は勿論のこと、メルボルン商工会議所として当地日本企業が共存共栄するプラットフォームとしての機能を発揮し、新たな価値創造・ビジネス構築を実現すべく全力で取り組んで参る所存です。ご支援のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

私自身は、「日本のブラジル」と称され、人口の約2割が外国人、その50%以上がブラジル人という日本では珍しい町、群馬県大泉町なる田舎で生まれ育ちました。又、高校時代はウルグアイという南米の小さな国に留学、とびきりラテンなホストファミリーや現地の友人達に囲まれて青春時代を過ごしました。係る経緯から、「いつかウルグアイに恩返しがしたい」という強い思いで就職先として商社を選択、三菱商事では約30年間に亘りLNG関連事業、とりわけ新規LNGプロジェクト開発業務に携わって参りました。入社直後に研修生として派遣されたブルネイで6か月、仙台とオマーンで夫々3か月、その後1997年から8年間インドネシア・ジャカルタ、2012年から5年間米国・ヒューストンに駐在、残念乍ら、未だビジネスを通じたウルグアイへの恩返しには至っておりません。いつか必ず恩返しをと心に秘めつつ、ヨーロッパ旧市街を彷彿させるメルボルンの街並み、そして牛肉、ワイン、コーヒー、イタリアン等々の食文化を始めとするメルボルンとウルグアイの類似性に触れるにつけ、メルボルンへの強い親近感を感じる毎日です。ウルグアイへ恩返しするつもりで、否、折角頂戴した今回の機会に感謝しつつ恩返し以上の思いで、皆さまと楽しく、そして懸命に商工会議所の活動を展開していきたいと存じます。

皆さまと思いを一に、商工会議所活動を通じて、日豪両国の架け橋としての機能を責任を持って担っていきたいと考えております。皆さまからのご支援、ご指導、並びにご鞭撻をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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