10月11日(金)、今年も豪日協会・商工会議所・日本人会が合同で恒例のSpring Gala Dinnerを開催いたしました。
会場となったのは昨年に続きCrown MelbourneのPalladium。
今年も約230名の参加者においでいただき、華やかに幕が開きました。
AJSV名誉議長である元駐日大使マレー・マクリーン氏による開会の挨拶
今回がメルボルン公式訪問初となる秋元大使による挨拶、乾杯の音頭
VIC州首相代理のバティン議員による挨拶
本日のメインスピーカーであるThe Hon Bob Hawke AC、ホーク元首相による講演。
ホーク元首相は、労働党出身の連邦首相としてもっとも長い任期を勤め上げた非常に人気の高い政治家でした。
現役時代の日本とのかかわりや、当時の中曽根首相とのエピソード、今年で10年目に入る日本人留学生受け入れのプログラム、ボブ・ホーク・スカラーシップ財団主催について、また今年3月に日本政府より旭日大綬章を受章されたことなどを織り込み、日豪友好のためにグラス・ルーツでの活動がいかに大事か、を熱心にお話しいただきました。現役時代を髣髴とさせる軽妙かつ磁力の強い話術は聴衆の心を引き付け、その魅力あふれるお人柄がにじみ出るものでした。
ホーク元首相の講演のあとは、ドアプライズの抽選。側嶋総領事、高倉副会頭が抽選・贈呈を行いました。
最後は日本人会・商工会議所を代表して高田会長(三菱商事)が結びの挨拶を行いました。
また当日はメルボルン・マラソンのために当地を訪れていた川内優輝選手にも出席いただき、撮影を望む方たちの行列が出来るほど大人気。
(写真提供:有本様)
締めの挨拶のあとも、多くの人が会場に残り、歓談を楽しみました。