メルボルン日本商工会議所は豪日協会と共催で11月19日に掲題のセミナーを開催いたしました。
今回のセミナーでは、2020年のオリンピック開催地として東京が選ばれたことを踏まえ、過去の日豪関係を振り返りながら、豪州企業や在豪日系企業にとって如何にこの機会をビジネスチャンスに変えるか、当地企業が日本進出に当たって留意すべき点、などを取り上げ専門家の皆様をパネラーとしてお迎えしディスカッション形式で掘り下げました。
PWCアジア地区ディレクターであり、元オーストレードのリチャード・グルペッタ氏は経済の観点からの日豪交流の歴史と今後の日豪関係の予想を解説され、2000年のシドニーオリンピック当時スポーツ・観光大臣として行事に深く関わり、現在は日本在住の弁護士であるアンドリュー・トムソン氏はオリンピック開催に際する様々なビジネスの好機や注意点に言及されました。
またJETROシドニー所長であり当所理事の土屋氏は、日本へのビジネス進出に際しJETROとして行うことの出来る種々のサポートについて説明され、丸紅社メルボルン支店長・当所理事の團氏からは「商社」についての解説と日本におけるビジネスの仕組みや今後需要が見込まれるビジネス分野についてのお話がありました。
最後のQ&Aの時間には活発に質問が飛び交い、参加者の関心度の高さが伺われました。
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