この度メルボルン日本商工会議所の2023-2024年度会頭を拝命致しましたトールホールディングス湯浅でございます。会頭就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨今の日豪関係に目を向けますと、昨年のアルバジーニ・オーストラリア連邦政権発足以降、アルバジーニ首相の数度の訪日に加え、昨年10月には岸田内閣総理大臣のオーストラリア訪問等を通じて、日豪両国の「特別な戦略パートナーシップ」の強化による政治・経済両面から日豪間の連携がこれまでにないレベルで、深化していくことが期待されます。
そうした状況下、本年がメルボルン日本商工会議所の60周年とお伺いし、当所が掲げる目的の一つでもある「日豪経済の進展に資する」という面から、これまでの長い歴史において、諸先輩方のご尽力により築かれてきた今日の日豪両国の経済分野における良好な関係を見ますと、今回会頭職の重責を担うことに身が引き締まる思いです。
本年10月には、昨年東京で3年振りの対面形式にて開催された日豪経済合同委員会会議が、第60回の節目の会議として当地メルボルンにて開催予定ですので、人の往来が活発になるこうした貴重な機会も大いに活用しながら、日豪間での政治・経済・文化面での交流を通じて両国の良好な関係を更に発展させるべく、メルボルン日本商工会議所としても会員のみなさまのご助言を頂きながら活動していきたいと思います。
今後一年間みなさまのお役に立てますよう、楽しく、一生懸命務めて参りますので、ご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
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