メルボルン日本商工会議所の会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年は、4月にアボット豪首相が訪日し7月には安倍総理が訪豪されるという両国首脳の交流がありました。また、日豪経済連携協定署名、防衛関係の協力の促進など、両国の良好な関係が一層飛躍した一年でした。
日本とビクトリア州の関係でも、メルボルン市長の姉妹都市大阪市訪問をはじめとする多くの姉妹都市の活発な交流があり、新たにマセドン・レンジ市が愛知県東海市と姉妹都市となりました。また、本年はビクトリア州と愛知県の姉妹州・県関係が35周年を迎えます。メルボルンと東京に週4便の直行便が就航し、訪問や観光を通じて交流が更に深まることが期待されます。
当館はビクトリア州、南オーストラリア州及びタスマニア州の3州を管轄していますが、南オーストラリア州とタスマニア州では昨年3月に、またビクトリア州では11月にそれぞれ州議会議員選挙が実施されました。
南オーストラリア州では労働党政権が維持されましたが、タスマニア州では、労働党・グリーンズの連立政権から自由党への政権交代が、ビクトリア州では、自由党・国民党の連立政権から労働党への政権交代がおきました。
総領事館としては、今後も各州政府と緊密に連携し良好な関係をさらに促進するよう努めて参りたいと思います。
当地における皆様のビジネス活動は、日豪関係の発展に重要な役割を果たしています。昨年12月の天皇誕生日祝賀レセプションにおいて、貴商工会議所の会員企業による活動概要を紹介する展示が行われ、州政府要人をはじめ多くの招待客に皆様の活動の重要性を再認識して頂けたものと思います。
総領事館は本年も貴商工会議所と連携をとりながら、両国の経済関係がより一層強化されるよう努力すると共に、日系企業支援に努めて参ります。
引き続き皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 年初に当たり皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、御挨拶とさせて頂きます。
在メルボルン日本国総領事 羽田恵子