メルボルン日本商工会議所は、去る4月21日に在オーストラリア日本大使館より今村公使をお迎えし、「日豪EPA発効後の日豪政治・経済情勢などについてのブリーフィング」と題したセミナーを開催いたしました。
当日は、昨年10月に開催した「日豪EPA署名を踏まえた日豪関係の今後および最新情報」と題したセミナーでお話しいただいた内容のアップデート版となり、両国首脳の交流が昨年に引き続き活発に予定されていること、外務大臣による防衛安全保障の会議が今年オーストラリアで予定されていること、ロブ貿易投資大臣が今秋福岡で開催される日豪経済合同委員会に絡めて訪日を予定されていること、など今後の両国政府間の主な動き、海洋安全保障・ピボット政策に関する最新情報、また昨年末の全豪日本商工会議所連盟総会に於ける日本企業からの要望を受け豪州連邦政府に対して働きかけを行った件(労使問題・ビジネスビザ手続きの簡素化、税制改善など)についての経過報告など、45分に亘り詳しく説明いただきました。
なお今村公使は今回が在豪日本大使館公使としての最後のメルボルン訪問となり、4月末に在ユジノサハリンスク日本国総領事館にて総領事に就任されるとのご挨拶がありました。2年間に亘り当所の活動にも多大なご支援を頂きましたことをこの場をお借りして御礼申し上げるとともに、在ユジノサハリンスク新総領事としてのご活躍を心より祈念申し上げます。
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