田辺毅在メルボルン首席領事「就任のご挨拶」

今年1月,在メルボルン日本国総領事館の首席領事として着任した田辺毅(たけし)です。出発前の東京では暑いメルボルンを予期していましたが,到着してみると思ったよりも涼しく,過ごしやすさを感じました。

オーストラリアに赴任するのは初めてですが,人生で初めて踏んだ海外の地がブリスベンで,1984年のことでした。当時はJICAボランティアとしてフィジーに向かう途次の立ち寄りでした。その後,フィジーやパプア・ニューギニア(PNG)といった南太平洋の島嶼国に勤務することが何度かあり,それらの島嶼国からオーストラリアを見てきました。そのオーストラリアに赴任することになろうとは,考えてもいませんでした。これまではどちらかというと暮らしづらい国に赴任することが多かったのですが,今回はメルボルンという世界で最も住みやすいと言われている都市に赴任することになり,大変嬉しく思っています。

当館は,メルボルン市のあるビクトリア州だけではなく南オーストラリア州とタスマニア州の2州を合わせた3州を管轄しています。在留邦人数は2万人を超えており,毎年増加する傾向があります。多くの日本企業が積極的に活動を続け,地元にも貢献されています。本年1月の日豪EPAの発効と共に日本とオーストラリア企業による経済活動が一層活発化していくことが予想されます。また,ビクトリア州には18の姉妹都市があり,特に今年は愛知県とビクトリア州との姉妹県(州)関係が35周年を迎えます。当館としてはビクトリア州政府と緊密に連絡を取りながら,姉妹都市を通じた関係強化に取り組んでいます。ビクトリア州内の大学と日本の大学が,幅広い分野における協力関係を築き上げています。今後とも多様な分野での関係を通じて日本とビクトリア州の交流が促進されることが期待されます。

当館としては,引き続きいろいろな分野での両国の友好親善及び経済関係を強化していきたいと思っています。皆様日本企業の活動を積極的に支援させていただきたいと考えています。メルボルン商工会議所の皆様のご支援,ご指導並びにご協力を賜りますようお願い申し上げます。

在メルボルン日本国総領事館首席領事 田辺 毅

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