歴史的な日豪経済連携協定が発効された2015年は、日豪M&Aに関してもここ数年のうちでも最も記憶に残る年となりました。その中でも2大案件となったのが1月の日本郵政公社によるトール・ホールディングスの買収、10月下旬の日本生命によるNAB傘下生保事業MLC Ltdの株式の80%取得でした。
日本からの投資は金融をはじめとするサービス業、農業、インフラ、電力、再生可能エネルギー、住宅、建設、消費財セクターに於いて活発化しました。また、エネルギーや資源セクターでは資産リサイクルが焦点となりましたが、一方戦略的買収の機会も関心の対象であり続けました。このような買収の中心となったのは相補性に基づいた長期的なビジネスパートナーシップです。
今回のセミナーでは、以下の点を中心に解説いただきます。
- 2015年のアシャースト取扱実績を基にした、日本からオーストラリアへの投資の動向、およびケーススタディ
- 外国投資法改正などを含む豪州法律情報アップデート
- 今後の豪州向けの投資機会について、及び2016年の日豪間M&A活動の予測について
セミナーの後は新年会ドリンクを予定しております。皆様のお越しを心よりお待ちしております
記
日時: 2016年2月10日(水)
登録: 午後4時45分
セミナー開始: 午後5:00時
新年会ドリンク: 午後6時30分
会場: Ashurst, 26F, 181William St Melbourne
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