理事紹介:諫山親理事(トール・ホールディングス)

理事紹介:諫山親理事(トール・ホールディングス)

Toll Holdingsの諫山です。
弊社は昨年(2015年)5月に日本郵便の傘下に入り、10月に商工会議所に加入させて頂きましたが、本年7月の年次総会で理事の末席に加わることとなりました。

日本郵便は従来から国際物流分野への本格的な進出に向けて様々な努力をして来ておりましたが、昨年2月のトール社買収の公表時には驚かれた方も多かったと聞きます。また、この買収が、日豪経済連携協定の発効のタイミングとも重なり、これまでにない産業分野も含め、オーストラリアに改めて日本の目が向くきっかけの一つになったという声も聞きます。予期せざることではありますが、もしそうであれば、大変嬉しく思います。

弊社は、名前だけはお聞き及びの方も多いかと思いますが、50以上の国々で1,200の事業所と40,000人の従業員によりサービスを提供する国際物流企業であり、既に、当地に進出されている多くの日系企業の皆様のお手伝いをさせて頂いております。

現在、日本郵便からトール社へは15名の社員が出向してきておりますが、私は、昨年8月に若櫻(写真の右が若櫻です。)と一緒に当地に赴任して参りました。現在、2回目のAFL Grand Finalの熱狂の中でこの挨拶を書いているところです。

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これまで、海外赴任の経験は一度もなく、この年齢での夫婦揃っての初めての海外赴任で経験するであろう様々な困難に直面しております。50歳代後半での初めての海外赴任は決して他の方にはお勧め致しません。しかしながら、最初で恐らく最後の海外赴任がこの地メルボルンで本当に良かったと考えております。多文化を受容するMateshipの国オーストラリア、その中でも世界一住みやすく、身近なところで心から生活を楽しむことができ、温かい日本人コミュニティのあるメルボルンで本当に良かったと思います。

当地に参りまして、25年前に余りの下手さに止めてしまったゴルフを妻とともに再開し、免許取得以来30年間ペーパードライバーだった車の運転も、妻は未だに助手席への同乗を怖がりますが、大いに楽しんでおります。

弊社は、1888年創業の古い会社ではありますが、もちろん、日系企業としては新参です。このため、商工会議所・日本人会の諸活動につきましても勉強させて頂きながらとなりますが、これまで会員・理事の皆様が築き上げられてきたものを更に発展させるべく少しでも貢献できたらと考えております。皆様のご指導をお願い申し上げる次第です。

 

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