去る7月13日、メルボルン日本商工会議所は吉越移民法法律事務所と共催で
「豪州ビジネスビザアップデートに関する緊急インフォメーションセッション」と題した緊急セミナーを開催しました。
7月1日施行の変更内容は、2018年3月の457ビザプログラム廃止、TSSビザプログラム導入に
向けて行われる、段階的法改正(4月19日、7月1日、12月31日)の一環となりますが、
4月19日施行の内容が既に覆される改正点が含まれています。
その点をふまえ、セミナーでは吉越弁護士より、スポンサーシップ申請、ノミネーション申請、
サブクラス457ビザ申請における各要件について、7月1日施行の改正内容をスライドにまとめ説明すると共に、
注意すべき点について解説していただきました。
主な概要:
・スポンサーシップ申請:要件の定義が細分化
・ノミネーション申請:職業リストのカテゴリ変更(2年→4年)のあった職種例
・457ビザ申請:英語力審査に関する新規定導入の概要
・各種英語検定の特徴や、今後予測される英語力審査厳格化の動き
・無犯罪証明書の申請時、所要期間に関して考慮すべき点
・今後の対策
・Q&A
セミナー後はロビーエリアでドリンク・軽食を用意していただき、多くの出席者が歓談を楽しみました。
当日は弁護士が独自に入手した公表前の当局情報もプレゼンテーションに含まれており
内容が流動的なことから、資料の配布は行いませんでした。
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