日本語弁論大会上位入賞者のインターンシップレポート1 – Alex

日本語弁論大会上位入賞者のインターンシップレポート1 – Alex

今年の日本語弁論大会で優秀な成績を収めたアレックス・マクリシュさんが、豊田通商オーストラレーシアで、インターンとして勤務中です。アレックスさんのインターンシップレポートを以下にご紹介します。


アレックス・マクリシュ:豊田通商株式会社オーストラレーシアでのインターンシップレポート

私は2015年1月から、総合商社の豊田通商株式会社オーストラレーシアでインターンとして勤務しています。現在、モナシュ大学の法学部に在籍中で、専攻は日本語と政治学ですので、将来は日本で働きたいと思っております。また、大学生のうちに、大手の日系企業で働ける機会が本当に嬉しく、感謝しております。これを書いている時はインターンシップ開始からそろそろ10ヵ月になりますが、様々な教訓を学び、また会社に貢献することができたと思います。

主に三つのプロジェクトに関して、インターンとして労働安全衛生部で勤務しています。第一目は、労働安全衛生法にある「Officer’s Duty of Due Diligence」という最近に追加された義務を調べて役員に説明するということです。第二目は、将来にビクトリア州に発生する、職場に生じる危険に関して、他の会社と共に協力する法律的な義務を、調べて役員に説明するということです。第三目は、ロジスティクスの大型トラックを扱う企業に関する法律を調べて説明するということです。

先の10ヵ月には、学んだことは多いです。まずは、日本人がどうやって仕事するか、見るチャンスがありました。メディアや、授業から受けた印象がありましたが、日系企業の職場で働く体験をする以外、日本人の働き方がわからないと言えるでしょう。例えば、特に職場でよく使われている敬語や、ビジネス的表現などが勉強になりました。その上、会議に出席する時があり、始まりから終わりまでのプロセスも学ぶことができたと思います。

また、会社の組織が実際にどのように機能しているか、わかることができたと思います。インターンシップの前に、あまりオフィスで働いた経験のなかった私は、大学で会社法を勉強しましたが、インターンシップを通して、現場をみることでき、学んだこと、実際に行っていることをつなげることができました。例えば、秘書の義務内容はこういうこととなっていて、役員はこういうことに関して仕事しているということを実例によって学びました。そのような知識は、勉強でも、将来の仕事でも、非常に役に立つと思います。

豊田通商オーストレーシアでのインターンシップは非常に良い経験になっています。大学で学んだ法律的な知識やスキルを生かせる機会があるだけではなく、プロフェッショナルな状況で日本語を練習するチャンスもあります。また、親切で色々なことを教えてくださる人に会うことができました。この機会があることに、本当に感謝しつつ、これからも、インターンシップを通して、成長をすることに楽しみにしております。

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